𝕏(旧Twitter)に、以下のようなレビューをポストしました↓
『仕事の辞め方(鈴木おさむ)』を読了しました。僕のハイライトをまとめます📖´-
— のん (@non_of_com) February 25, 2024
①今の自分にしかできないことに全集中する
②新しい縁に巡り会うために
③やりたいことは自分の口から発すること
④手放すことで手に入れられる
⑤思いつきを大切に
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もう少し深掘って、要約していきます。
目次
仕事の辞め方(鈴木 おさむ)を要約します
以下の5つが僕のハイライトです。
- 手放すことで手に入れられる
- 思いつきを大切にする
- 新しい出会い・縁に巡り会うために
- やりたいことは自分の口から発する
- 今の自分にしかできないことに全集中する
一つずつ解説します。
手放すことで手に入れられる
鈴木おさむさんは過去に、「手放すことで手に入るものがある」という体験をしていた。
自身が作った番組を降板することで、新しい番組を手がけるチャンスが舞い降りてくるという体験。
この体験が今回、辞める動機につながっていきます。
放てば手に満てり(はなてばてにみちてり):
今は持っていない何かを手に入れたい時に、まずは、握りしめているものを手放さなければ、それを手に入れることは出来ない。大事に何かを握っている、あるいは怖いから何かに掴まっている、そのぎゅっと閉じた手を思い切って開いて、手の中が空っぽになった時、その空いた手の中に、本当に大切なものが自然と満たされていく
日本トップマーケターの神田昌典さんも『非常識な成功法則』で、以下のように語っています。
顧客リストは真空を嫌う:
(営業マンが)殿様セールスをやった結果、つまりお客を断ると、本当にお客は減るか? 現実には、お客を断ったとたんに、もっといいお客が現れる。(中略)顧客リストは真空を嫌うからである。あなたの顧客リストは空席が出たとき、それを埋めようとする力が働くのだ。だから、あなたにふさわしくない客は積極的に切って、顧客リストから外さなければならない。すると、もっとふさわしい客に出会えることになる。
先日フラッと立ち寄ったコワーキングスペースで、フリーデザイナーの方に、「起業したいけど行動の仕方が分からない」という相談をしました。すると、フリーデザイナーが言いました。「飛び込んでしまえばいい。最悪バイトで食べていけます。あとは人間が本来持つ潜在能力に身を委ねる」のだと。
思いつきを大切にする
「思いつき」は、天職のサイン。
思いつくということは、それは自分自身の叫びであり、脳やDNAがサインを出しているのかもしれない。(中略)世の中の大人たちのほとんどが、自分のDNAに刻まれている才能に気づけずに、その職業を選択出来ていない。(中略)絶対に自分の中のDNAはメッセージを出してくれている。それが『思いつき』。(中略)『○○って興味あるな〜』『一度習ってみたいな〜』なんて『思いつき』はDNAのメッセージかもしれない。
転職を考えている人・起業を考えている人は、「思いつき」を単なる「思いつき」と処理せず、内からのサインだと思って、まず行動することが大切とのことです
新しい出会い・縁に巡り会うために
縁が円になる。
家の中にじっとしていたり、いつも同じ場所で同じ仲間といて満足している人は、その運の雨に当たる可能性が限りなく低い。出会いやチャンスを求めて果敢に様々な場所に出かける人こそ、運を掴める。僕は運の種は「縁」だと思っています。様々な場所で出会った「縁」が運の種で何かのチャンスにつないでくれると信じている
『仕事の辞め方(鈴木おさむ)』のみならず、『西野亮廣エンタメ研究所』のサロン記事でも、『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』でも、「ヒトとの出会いが世界を変えてくれる」と記されている。
いつも前を通っているけど、入ったことのない店に入ってみるだけで、出会いがあるかもしれない。そして仕事場以外の場所での、新しい出会いによって、自分のことを話すことで、自分の人生を俯瞰で見ることがよりできる。(中略)人生、ちょっとした勇気を持って扉を開けると、今までにない出会いと縁が訪れることがあるのです。お酒や食事だけでなく。自分が気になっている趣味を始めるのもよいでしょう。(中略)新しい人と出会い、名刺一枚もらえることがいかに大事なことか。
- 自分のことを丁寧に、興味深く、短く話す (自分が話せば話すほど相手も信用して色んなことを話してくれる)
- 図々しく聞いていく (仕事のことに興味を持たれて嫌がる人はいない。人が自分に興味を持ってくれるのを待っていては遅い)
やりたいことは自分の口から発する
やりたいことは自分の口から発する。
すると、「お前あの仕事やりたいって言ってたよな?この機会にやってみる?」と、チャンスが舞い込むことがある。
そしてその仕事が、大きく世界を変えてくれるだけの威力があったりする。
今の自分にしかできないことに全集中する
おさむ、今のお前にしか出来ないことがあるんだから、免許なんか取りに行かなくていいんだよ。今お前にしか出来ないことを全力でやるんだよ
当ブログ記事を書いている僕は、キャリアを先読みしすぎてしまい、「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と、本業の大切さを小さく見積もっていた。個人事業(副業)という目先の利益ばかり考えるのは、辞めようと思いました。この2年間は、「一心不乱に本業をやり抜く期間」と決めてしまう。そうすることで、迷いなく突っ走れる。そしてこの期間が、後々のキャリアにおいて大きな意味をもたらしてくれるんじゃないかとこの本を読んでみて思いました
感想:この転職時代、仕事を辞めるスキルが必要だった
この本のレビューを書いている僕は、社会人3ヶ月目の24歳。
「これからバリバリ働くぞ」ってときに、『仕事の辞め方(鈴木おさむ)』を手にとりました。
僕の実家は会社をやっていて、小さい頃から父親(社長)の働き方を間近で見ていた。
それも影響し、35歳までに何かしらの事業を立ち上げることが僕の目標になっています。
30代前半で会社を辞め、サラリーマンを引退しなければならない。
あと10年以内に、大きな決断をするときがくる。
しかし歳を重ねることで(社会的責任が増えることで)、今いる会社にしがみつこうとするかもしれない。
会社員というポジションに心地よさを感じるかもしれない。
そんな状態になる自分が怖くなり、『仕事の辞め方(鈴木おさむ)』を手にとった。
「縁が円になるとき(P75)」と「20代は運を手に入れるために動く(P83)」を読み終わったその日、僕は街に出かけた。 フラフラ歩いていると、あるコワーキングスペースで地方創生のイベントが開かれていた。 中に入ってみます。 そこには経営者・フリーランス・副業している方など、いろんなバックグラウンドを持っている人たちが集まっていました。 ひょんなきっかけで、その人たちと名刺交換することなります。(名刺7枚) 「③新しい出会い・縁に巡り会うために」実践0日目。 新しい出会い・縁に巡り会うことが、できました。
以上が、『仕事の辞め方(鈴木おさむ)』の要約と感想でした。
転職を考えながら働く20代・30代、「このままでいいんだっけ」と迷いながら働く40代・50代・60代の方に。最高におすすめしたい書籍です。