【就活倍率が高すぎる企業の攻略法】倍率が低い業界(10倍〜30倍)とか気にしない

倍率が高すぎる企業で就活をしています。攻略法とかあったりしますか？また倍率が低い業界(10倍〜30倍)なども知っておきたいです

このようなお悩みに答えていきます。

本記事の内容

就活倍率が高すぎる企業の攻略法6ステップ
倍率が高すぎる企業から内定をもらうコツ3選
就活の倍率の調べ方

本記事の解説者

この記事を書いている僕は、大学を卒業してニートになりました。しかし既卒2年目から就活を始めたところ、倍率が高いと言われているWebマーケティング会社の内定を獲得しました。インターンシップの経験なんてありゃしません。現在は、LINEマーケターとしてバリバリ働いています。

今回は、就活倍率が高すぎる企業の攻略法を6ステップで解説します。

倍率が高すぎる大手企業だからといって、何もレベルの高いことをする必要はありません。

これから解説する6ステップを、確実に押さえれば内定通知が届くでしょう。

正直なところ就活は、大学入試のように倍率をあまり気にしなくていいんです

就活倍率が高すぎる企業についてよくある質問にも答えていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

前置きはこの辺で、早速いって参りましょう。

就活倍率が高すぎる企業の攻略法6ステップ

就活倍率が高すぎる企業の攻略法6ステップは以下です。

自分をざっくり知る
自分を深く知る
企業情報を取りまくる
志望動機と自己PR
就活エージェントに添削してもらう
面接の内容は暗記しすぎないようにする

手順に沿って解説します。

その①：自分をざっくり知る

倍率が高すぎる企業から内定をもらうには、まず自分をざっくり知ることです。

倍率が高い企業は、学生からの「入りたい」という想いより、「我が社があなたを採用するメリットは何ですか？」ということを重視します。

なので、自己分析であなたの強みを知る必要があるんですね。

「外資系大手企業」や「ベンチャー企業」は即戦力を求めるため、その傾向が強いです

自分をざっくり知るために、「適性診断AnalyzeU+」を受けてみてください。（無料）

適性診断AnalyzeU+とは？

出典：OfferBox（オファーボックス）

適性診断AnalyzeU+とは、就活生の3人に1人が使っている『OfferBox（オファーボックス）』の自己分析ツール。これまで100万人以上の就活生が、適性診断AnalyzeU+を受けて内定を獲得しています。

実際に、オファーボックス「適性診断AnalyzeU+」やってみた

出典：OfferBox（オファーボックス）

自分の強みを知る最初の段階では、「自分はどういった素質があるか」をざっくりイメージすることです。

無料アカウント登録で、診断が受けられます。

ぜひ、あなたの素質を見つけてみてください。

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その②：自分を深く知る

次は、自分を深く知るフェーズです。

その①で、自分という人間がぼんやり見えてきたと思います

自分を深く知るために、以下の質問に答えてみてください。

①：小さかった頃（0歳〜12歳）の将来の夢は？

②：小さかった頃（0歳〜12歳）の理想の職業は？

③：小さかった頃（0歳〜12歳）の理想の人は？

④：小さかった頃（0歳〜12歳）何を一番大切にして生きていた？

⑤：今の将来の夢は？

⑥：今の理想の職業は？

⑦：今の理想の人は？

⑧：今何を一番大切にして生きている？

⑨：10年後どんな仕事をしていたい？

⑩：10年後の年収は？

⑪：10年後何に優先的にお金を使いたい？

⑫：10年後どこに住みたい？

⑬：10年後の理想のライフスタイルは？

⑭：10年後新たにチャレンジしたいことは？

※前田裕二さんの著書『メモの魔力』の自己分析質問から厳選しています

自分の奥底に眠る強みというのは、幼少期を振り返れば、だいたい掘り起こすことができるんですね

上記の質問に答えるコツは、「なぜ」まで問うこと。

例えば、「②：小さかった頃（0歳〜12歳）の理想の職業は？」に対する僕の回答例は以下です。

答え：プロ野球選手、お笑い芸人、歌手

なぜ：自分の言葉で他の人を感動させるのが得意だから

向いている職業：コンサルタント、講師、ライター、Webデザイナー、営業マン

「なぜ」が分かったら、ググったり、YouTubeで検索したりして、あなたに向いている仕事を見つけましょう。

倍率が高い企業がみているポイントは、会社と就活生の「相性」です。

自分に向いている職業を割り出すことができれば、面接で話す内容が密の濃いものになるため採用率がグッと上がります。

上記の質問をスクショなどして、時間があるときに紙に書き出しながらじっくり考えてみてください

その③：企業情報を取りまくる

続いて、その企業情報を取りまくりましょう。

倍率が高い企業がみているポイントは、会社と就活生の「相性」です。

なので、就活生は会社が求める人物に寄せていきましょう。

会社が求める人物像は、『転職会議』でチェックできます。

転職会議

転職会議とは、世の企業の口コミが500万件以上集まる国内最大の口コミサイト

転職会議を使う理由は、実際にそこで働いていた人の生の声が聞けるからです。

転職会議の「入社理由、入社後に感じたギャップ」「仕事のやりがい、面白み」「面接・選考」欄の口コミが、非常に参考になりますよ。

無料登録するだけで口コミが見られ、その企業の内側を把握できます。

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新卒就活だからこそ転職サイトが役に立ちます。ここまで企業研究する就活生は他にいないでしょう

また、『リクナビ』や「企業ホームページ」を照らし合わせながら情報収集するのが王道です。

リクナビや企業ホームページでは、「実績」と「受賞歴」をチェックすると良いですよ。

実績・受賞歴は、その企業だけが持っている強みなので、志望動機のネタとして超有効です。

その④：志望動機と自己PR

ここから、志望動機と自己PRを作り込んでいきます。

志望動機は、就活サイトや企業ホームページの「実績」や「受賞歴」から考えると良いですよ。

なぜなら、面接官は「なぜうちの会社なのか」を聞いてくるからです。

実績・受賞歴はその企業だけが持っている強みなので、志望動機には最適なんですね

実際に僕が、倍率が高い広告代理店から内定を獲得した志望動機は以下です⤵︎

実際の僕の志望動機

私は貴社がつくる『〇〇』のようなインパクトある広告をつくりたいという想いと、広島のビッグ企業の広告を手がけたいという想いがあり、貴社を志望しました。

広島では、「〇〇の広告をつくっているのは△△（貴社の社名）」といったイメージブランドが定着しています。地元の友達に〇〇の動画を見せたときは、「これよくテレビで見るやつじゃん!」と言われるほど、貴社がつくる広告はインパクトがあり、人々の心に残りやすいといった特徴があるのです。

また貴社は、『××』や『☆☆』といった広島の大手企業を支える広告代理店ということもあり、他の会社では携われない大きな広告を手がけられるといったロマンがあります。

このように貴社が大きな企業から信頼されている理由や、＋＋年以上もの間広島の広告業界を牽引している理由は、広告のクオリティにあると私は思います。動画や新聞、グッズなど幅広い広告を取り扱っているにも関わらず、偏りなくさまざまなメディアで国内トップレベルの広告をつくれるところが、貴社の最大の強みだと感じます。

そして貴社が一貫としてクオリティの高い広告をつくり続けられるのは、貴社の方々のプロ意識によるものだと感じました。先日、貴社の会社説明会で「なぜ自社商品をつくってオンラインで販売しているのですか?」とご質問させていただきました。そのとき貴社の〇〇さんから、「通販広告をつくるときに、よりクライアントの気持ちに寄り添えるためだよ」と教えていただいたんですね。その言葉が私の心に残っており、「徹底的にクライアントの視点に立って仕事に向き合うプロ意識」に、私はとても感銘を受けました。

私が小さい頃から大切にしてきた「レベルの高い環境に身を置く」という軸と、貴社の環境はとてもマッチしていると感じます。また人々にインパクトを与える広告をつくり、クリエイティブの力で地元広島を盛り上げるという私のビジョンは、貴社でしか実現できません。

上文は資料として面接に持ち込んだものでして、面接で話すときは要点をまとめて1分以内に収めると良いですよ。

自己PRは、「自己分析で掘り起こした自分の強み」と「企業研究で捉えた企業が求める人物像」をマッチングさせるように作ると良いですよ。

実際に僕が面接でしゃべった自己PRは、以下です。

実際の僕の自己PR

私の強みは、人の懐に入り込む力です。

具体的なエピソードとして、スターバックスで見知らぬ男子高校生に声をかけブログ仲間をつくったことが挙げられます。ある日、私はスターバックスで『WordPress』を開きブログ記事を書いていました。すると隣に座った高校生がパソコンを取り出し、私と同じようにWordPressの画面を開き作業をし始めたのです。そこで私は、少しでもブログ運用について学ぼうと、自分より5つ年下の高校生に「ブログをやられているんですか？」と声をかけました。すると話は盛り上がり、その高校生がブログを教わっているという元体育教師の「〇〇先生」にアポイントをとってくれたのです。その2週間後、私と高校生と高寺先生の3人は神戸三宮に集まり、ブログ会議を開きました。そして高寺先生にブログの運用方法を教えていただいたところ、月間5万PVを集めるほどのブログに成長したのです。

また私が大学を4年で卒業できたのは、学力ではなく「人の懐に入り込めたから」だと思います。私が所属していたのは、大学で一番留年率が高かい（留年率が4割ほどの）学科でした。さらに周りの友達は高校時代に、「京都大学」や「大阪大学」を目指していたほど頭の良い人たちばかりだったのです。普通に勉強するだけでは追いつけないと感じた私は、「持ち前のコミュニケーション能力で大学を卒業しよう」と決意しました。具体的に私は、先生が忙しくない時間を狙って先生が大好きなゴルフの話をしに行き、その後、勉強の質問をしたり、友達に勉強を教えてもらうため『もみじ饅頭』を差し入れしたりして、泥臭くて良いので単位を取ることだけに集中したのです。そのかいあって、なんとか単位を取ることができ、大学を4年で卒業することができました。

私の持ち味でもある人の懐に入り込む力は、新規クライアントの獲得に活かされたり、広告の企画提案に発揮されたりすると考えています。

印象に残る学生になりたかったので、ユーモアをおり混ぜながら話しました

「志望動機」と「自己PR」の2つを伝え切れたら、内定通知が届くことでしょう。

その⑤：就活エージェントに添削してもらう

志望動機と自己PRができたら、就活エージェントに添削してもらいましょう。

就活エージェント

就活エージェントとは、就活のプロに無料相談できるサービスのこと

「就活は情報戦」と言われるように、情報を多く集めた就活生が倍率が高い企業からの内定を勝ち取れます。

就活エージェント『キャリチャン』を使えば、無料で、志望動機や自己PRを添削してくれますよ。

キャリチャンは「出遅れ就活」や「やり直し就活」に、非常に強い就活エージェントなんですね

なので「就活の倍率高すぎでしょ…」と悩んでいる方は、ぜひ一度その道のプロに相談してみてください。

キャリチャンは無料登録するだけで、エージェントに相談できます。

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その⑥：面接の内容は暗記しすぎないようにする

面接の内容は、暗記しすぎないようにしましょう。

というのも、人とのコミュニケーションには「ライブ感」が必要だからです。

「こいつは採用だ」となる瞬間は、人の感情が揺れたとき。

暗記した感プンプンの棒読みガチガチ人間には、人の心を動かすことはできません。

俳優や漫才師の方は、型にハマった練習はしすぎないよう注意しているらしいですよ

また就活生が「今とっさに発言しましたよ感」を出せば、面接官は「この学生には準備力、言語化力、臨機応変能力があるゾ」と採用フラグを立てることでしょう。

実際に僕は、以下のような感じで面接練習をしていました。

〜面接1週間前：自己分析、企業研究、暗記をガンガンやる

面接6日前〜面接2日前：何もしない

面接1日前：面接練習を一通りする

面接当日：面接練習を一通りする

そして面接での注意点として、下記が挙げられます。

①：考えた文章を一語一句なぞろうとしない

②：質問の約6割は準備していないものが来ると受け入れる

③：言いたいことを箇条書きで頭の中に入れ、パズルのように一つ一つのピースを組み立てるように質問に答えていく

面接は会話と同じですので、暗記しすぎると逆に言葉が出てこなくなるんですね。

また、就活倍率が高すぎる企業の攻略法6ステップを丁寧に実践すればインプットした情報量により、とっさの質問にも簡単に答えられるようになりますよ。

倍率が高すぎる企業から内定をもらうコツ3選

倍率が高すぎる企業から内定をもらうコツ3つを、以下にまとめました。

倍率が高すぎる企業、低すぎる業界(10倍〜30倍)とか気にしない
倍率が高すぎない低い業界(10倍〜30倍)を数十社受ける
倍率が高すぎるからといって倍率が低い業界(10倍〜30倍)にしぼる就活は避ける

それぞれ詳しく解説します。

倍率が高すぎる企業、低すぎる業界(10倍〜30倍)とか気にしない

倍率が高すぎる企業から内定をもらうコツ1つ目は、「倍率が高すぎる企業とか低い業界(10倍〜30倍)とか気にしない」です。

倍率が高すぎる大手企業だからといってレベルが高いことをする必要はないですし、倍率が低い業界（10倍〜30倍)）だからといって適当にやって受かるわけでもないんですね。

「自己分析」「企業研究」「志望動機・自己PRづくり」を丁寧に行うだけですよ。

倍率が高すぎる業界だろうが、低すぎる業界だろうが、中小だろうが、ベンチャーだろうが関係ありません

「意外と受かると思って適当にやってたかも」と思った方は、就活倍率が高すぎる企業の攻略法6ステップに戻り振り返ってみましょう。

※どれか一つでも飛ばしてしまうと就活のクオリティが下がるので気をつけてください

就活に、「倍率が高すぎるから無理」とか「倍率が低い業界（10倍〜30倍）だから余裕」とかはないんですね。

倍率が高すぎない低い業界(10倍〜30倍)を数十社受ける

倍率が高すぎる企業から内定をもらうコツ2つ目は、「倍率が高すぎない低い業界(10倍〜30倍)を数社受ける」です。

理由は、「面接感」をつかむため。

就活というのは、数十社を受け、そして数十社に落ち、でも知識がたまっていくので、最後に内定がポンっと出るものです。

面接を受ける度に「志望動機」「自己PR」「業界知識」がブラッシュアップされます

もしあなたが今ことごとく落ちまくっていたとしても、経験値がたまってきている途中なので、就活後半戦でぶち抜ける可能性がありますよ。

実際に僕も、10社以上落ちて最後の最後で倍率が高い広告代理店に受かりましたからね

あまり倍率が高すぎない低い業界(10倍〜30倍)を、数十社受けて「面接感」をつかみましょう。

倍率が高すぎるからといって倍率が低い業界(10倍〜30倍)にしぼる就活は避ける

これは注意点なのですが、倍率が高すぎるからといって倍率が低い業界(10倍〜30倍)にしぼる就活は避けてください。

就活の目的は、「入ること」ではなく「納得すること」だからです。

大学を卒業すればあなたは内定先の会社で、「1日最低8時間を週5日」のサイクルで働くことでしょう。

家族・友達・恋人と一緒にいる時間より、仕事をしている時間の方が圧倒的に長くなります

なので、あなたが納得できる会社に就職していってください。

就職後に、「誰でも受かる企業ではなくもっと高いレベルに挑戦するべきだった…」と後悔してももう遅い。

「新卒カードをどこに使ってライフワークを豊かにするか」は、この就活、あなたが苦しみながらも頑張っている「今」にかかっていますよ。

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就活倍率の調べ方

就活の倍率の調べ方は、以下の3ステップです。

リクナビを開く
「採用情報」をクリック
「プレエントリー候補リスト登録人数」÷「採用人数（今年度予定）」＝倍率

倍率の調べ方の例

上記の写真の「プレエントリー候補リスト登録人数」は467人、「採用人数（今年度予定）」は1〜5人なので5人と仮定します。

467÷5＝93倍

上記の企業の倍率は、93倍だと分かります。

※前提として、就活倍率がちゃんと出せる方法は存在しません。ざっくりならいけるという感じです。

ここからは、以下を紹介していきますね。