初心者Webライターがテストライティングに合格するためのコツを知りたい。不合格になる人ってどんな人なんだろう…。あと、避けるべき案件の特徴を教えてください。
こういった悩みに答えます。
・テストライティングでチェックされるスキルとは
・初心者Webライターがテストライティングで不合格になる理由
・【これを押さえとけばOK】テストライティングで合格する方法
・避けるべしテストライティングとは
・【裏技】テストライティングを受けずに案件を獲得する方法
この記事を書いている僕は、副業Webライターとして月収6万円を稼いでいます。文字単価1.5円の初案件を一発で獲得することに成功しました。Webライターで習得したスキルをブログに転用したところ、ブログのアクセス数は月間5万PVを超えました。
今回は、初心者Webライターのテストライティング術を解説します。
結論、下記の5つを実行すればテストライティングは合格します。
①：スキル・実績を持たないまま体当たりしない
②：マニュアルの読み落としを無くす
③：ブログに入稿する
④：ヒアリングする
⑤：画像をつける
この記事を読めば、テストライティングの必勝法が分かるため、採用率が上がり、「仕事が取れない…」で悩むことは無くなりますよ。
さっそく本題へと参りましょう。
目次
テストライティングでチェックされるスキルとは？
テストライティングとは、Webライターの適性がチェックされるテストのことです。
案件の7割にテストライティングが付いてくるという印象ですね
テストライティングでは、下記4つの知識・スキルを見られます。
・文章力
・構成力
・入稿作業
・リサーチ力
一つずつ解説します。
文章力
Webライターであれば、まず「文章力」をチェックされますよね。
ここでいう文章力とは、読者の悩みを解決するような、端的で分かりやすい文章を書く力のこと。
「テストライティング 書き方」と検索する人は、「Webライターのテストライティングに合格したい」という悩みがあるはず。
テストライティングでは、「読者の悩みに回答する端的で分かりやすい文章が書けてるか」という部分がチェックされます。
小説のようなオシャレな言い回しは一切必要ないよ
下記の本を読めば、確実にWeb上の文章力が上がりますよ。
構成力
クライアントが1番見ているところが、「文章構成力」です。
先ほどお伝えしたように、Web記事というのは読者の悩みを解決する場です。
そのため、Webライターは「解決策となる情報を、適切な順番で論理的に並べるスキル」が必要になるんですね。
論理的な文章構成を作るとき、「無知で頑固な母親は、どのような順番で情報を提供すれば納得するか」という意識を持つとかなり書きやすいですよ。
入稿作業
Webライターはテストライティングで書いた記事を、Word、Googleドキュメント、WordPressのいずれかに入稿する作業を行います。
WordPress（ワードプレス）とは、Webサイトやブログが作れるWebシステムのこと
このときクライアントは、「スムーズに入稿できているか」という点を重視します。
特にWordPress（ワードプレス）が触れるWebライターは、即戦力として重宝されますよ。
下記のように、「WordPress入稿」を含む案件が多いためですね。
【ライター募集】
— 中村 昌弘 | Webライター & 編集者 (@freelance_naka) January 3, 2021
◼️内容
「WordPressでブログを始める手順(エックスサーバー)」
◼️依頼範囲
・構成作成あり
・WordPress入稿
・画像選定(結構多いです)
◼️報酬
文字単価2円(税込)
◼️想定文字数
1万～1.5万文字
つづく
ワードプレスの知識は、ブログを運用していれば勝手に身につきます。
裏技：テストライティングを受けずに案件を獲得する方法で詳しく語りますが、「ブログ記事がそのままスキル・実績になるためテストライティングが免除される」というパターンはあるあるです。
リサーチ力
「リサーチ力」もテストライティングでチェックされます。
Webライターの基本は「調べて、書く」でして、調べる力がなければ材料が揃わなため、そもそも文章が書けないんです。
Google検索の上位10記事にはどんな見出しが入っているのかをリサーチしたり、Yahoo!知恵袋ではどんな悩みを持ったユーザーが多くいるのかを調べたりしましょう。
YouTubeなども使ったりして、それぞれのプラットフォームから得た情報を網羅的にまとめれるといいですね。
初心者Webライターのテストライティング術【不合格になる理由は簡単です】
実は、初心者Webライターがテストライティングで不合格になる理由は簡単なんです。
下記の2つに当てはまる方は要注意。
①：スキル・実績を持たないまま体当たりしている
②：マニュアルの読み落としがある
それぞれ詳しく解説します。
①スキル・実績を持たないまま体当たりしている
当たり前のように聞こえますが、スキル・実績が無いまま体当たりしても門前払いされます。
テストライティングさえ受けさせてもらえないことだってあるんですね…
テストライティングにもコストがかかりますので、クライアントが慎重になるのも無理はありません。
そこでポートフォリオ（スキル・実績）として、ブログ記事を差し出せば、テストライティングの採用率はグッと高まりますよ。
ブログ記事を提出するだけで、クライアントは以下のように思います。
「やる気があるよねこのライターさん」
「ライティングスキルもある程度あるね」
「WordPressに慣れるっぽいから即戦力です」
多くの未経験Webライターは、ブログ（スキル・実績）を持たないまま体当たりしています。
私たちは少しだけ工夫して差別化してしまいましょう。
②マニュアルの読み落としがある
あとはマニュアルの読み落としに気をつけるだけです。
「いやいや、読み落とすとかバカでしょ」と思うかもですが、これが意外と難しく、副業界隈では読み落としミスが絶賛多発中です。
実際マニュアルを読んでると分かりますが、細かいルールの羅列に頭がこんがらがるんですね。
そんなときは、一回プリントアウトして紙媒体でチェックしましょう。
・◯◯◯◯文字以内
・◯月◯日までの納品
・文末表現は3連続させない
・トンマナ（文章の雰囲気・テイストのこと）
クライアントの指示は、ひと手間かけてでも念入りにチェックすることが大切です。
これを押さえとけばOK！テストライティングで合格する方法
不合格になる理由を押さえたうえで、これさえやっておけば間違いないといったポイントをお伝えします。
テストライティング合格のコツは、下記の3つです。
①：ブログに入稿する
②：ヒアリングする
③：画像をつける
一つずつ見ていきましょう。
①ブログに入稿する
テストライティングで書いた文章を、自分のブログ（ワードプレス）に入稿するといった手法があります。
①：熱量を感じてもらえれる
②：ワードプレスが使えることをアピールできる
③：ライティングスキルが盛れる（太文字・マーカー・囲い枠で装飾できるため）
テストライティングで書いた文章をブログ（ワードプレス）に入稿すれば、採用率は格段に上がります。
僕はこの方法で初案件を一発で獲得しました
ブログを使用してテストライティングをパスする方法は、裏技：テストライティングを受けずに案件を獲得する方法で詳しく解説します。
②ヒアリングする
テストライティング時には、「ヒアリングする」といった姿勢を見せておきましょう。
クライアントは相談されないことを嫌います。
理由は、Webライターとの間に認識のズレがあると、仕事がイチからやり直しになる可能性があるためです。
相談するときの注意点は、下記の3つです。
・調べれば分かることは質問しない
・一通ですべてが把握できるメッセージを送る
・「〜ですか？」ではなく「〜はいかがですか？」という提案にする
相手に工数を取らせないヒアリング法をマスターすれば、できる認定されますよ。
③画像をつける
テストライティングには必ず画像を添えて提出しましょう。
テストライティングのほとんどは、文章だけでいいんです。
しかし私たちはそこを逆手にとって、画像をつけて提出します。
他のライターと差別化できるところは、積極的に差別化を図りましょ
また、Web記事の99％に画像が入っており、下記のように「画像選定」を含む案件がたくさんあるんですね。
【ライターの募集】
— 大里直也 フリーランスWebライター (@Noah_HRwriter) March 6, 2023
・ジャンル：転職
・文字数：2000～6000
・単価
‐1円：初稿のみ、画像選定、修正一切なし
‐1.5円：構成から制作
‐2円：構成から、画像選定まで
最低でも、時給換算2000円くらいになるよう、調整して依頼したいと思っています。
ジャンル、予算感合う方いればDM下さい。
相手が求めるものを先回りして差し出せば、合格率は格段に上がります。
画像は、無料サイトのO-DANがおすすめですね。
画像選定があまりイメージできない方は、こちらの記事に使用されている写真を参考にしてください
こんなテストライティングは避けるべし
ここまでテストライティングの必勝法について解説しました。
ただ、中には避けるべき「地雷案件」と呼ばれるものがあります。
避けるべきテストライティングの特徴は下記の3つです。
・報酬無し
・文字数が多い（5000文字以上）
・1記事で終わらない
上3つのうち1つでも当てはまるのであれば、それは避けるべきでしょう。
下記のように記事を書かせるだけ書かせ音信不通になるといった、悪質なクライアントがいます。
1万5000文字でテスト受けたんですが、クライアントさん音信不通…。未経験分野だったため、ジャンルの勉強から入れて30時間かけたけど、報酬ゼロ。
— ようすけ@Webライター (@yosuketaiwan) February 24, 2023
SEOマーケ会社の社長らしく前もライター募集してたし信用してたんですけど…
どうしよう…。と途方に暮れていますが止まってられないので切り替えて営業
初心者Webライターの方は、地雷案件に注意してください。
裏技：テストライティングを受けずに案件を獲得する方法
ここまで、テストライティングに合格するコツについて解説しました。
ただ裏技がありまして、テストライティングを受けずして案件を獲得する方法が存在します。
その方法とは、ポートフォリオ提出時にブログ記事を差し出すことです。
ポートフォリオとは、自分のスキル・実績を公開する作品集のこと
特にブログ記事は編集者の手が入っていないため、クライアントがWebライターの適性をチェックしやすいんです。
「いやいや、そんなの文章力無いと即落ちじゃん」と思いますよね。
しかしWebライターはライティングスキルだけでなく、WordPressに慣れているか、適切な画像を選べるか、ライティングに対する熱量は持っているか、といった総合的な要素で評価されます。
ブログ記事をダシに営業すれば、テストライティングのパス率は格段に上がり、採用率はグッと高まりますよ。
僕はこの方法だけで仕事を獲得してきました
また、ブログのお問い合わせフォームからライター案件の依頼がたまに来まして、営業しなくてもいいのでとても楽です。
特にポートフォリオ（スキル・実績）を持たない初心者の方は、ブログから始めてみてください。
Webライターのブログの始め方は、下記の記事で詳しく解説します。
» 【Webライター向け】ブログの始め方！おすすめな理由は3つ
まとめ：テストライティングは合コンのようなもの
初心者Webライターのテストライティング術を解説しました。
本記事の内容を下記にまとめますね。
・文章力
・構成力
・入稿作業
・リサーチ力
①：スキル・実績を持たないまま体当たりしている
②：マニュアルの読み落としがある
①：ブログに入稿する
②：ヒアリングする
③：画像をつける
・報酬無し
・文字数が多い（5000文字以上）
・1記事で終わらない
テストライティングは合コンのようなものです。
あなたがどんなスペックを持った人なのかを上手にアプローチすればいいのです。
本記事でお伝えしたように、ブログは最強のアプローチ手段です。
選ばれるライターになりたい方は、ブログから始めましょう。
下記の記事でWebライターのブログの始め方を解説します。
楽しいライター生活を過ごしていきましょう。
それではまた。
