※記事内に広告を含みます

【ネタバレ】映画『湯道』あらすじ感想&考察!ロケ地や上映期間も公開

2023年2月23日(金)に全国ロードショーされる、映画湯道

「出演者が豪華すぎる…」と話題になっていますね。

▼キャスト▼

生田斗真

濱田岳

橋本環奈

小日向文世

天童よしみ

クリス・ハート

戸田恵子

寺島進

厚切りジェイソン

ウエンツ瑛士

朝日奈央

生見愛瑠

吉田鋼太郎

窪田正孝

夏木マリ

角野卓造

柄本明

俳優、歌手、お笑い、と日本のエンタメが詰め込まれたようなキャスティング。

まさに 性別も年齢も家柄も国籍も外見も年収も 関係なし。

キャストのレベルが高すぎることは分かりましたが、この物語がどう繋がるか気になりますよね!

そこで今回は、映画『湯道』をネタバレながらあらすじ感想&考察をご紹介します!

あわせて、ロケ地銭湯セット上映期間も公開しちゃいますね。

スポンサーリンク

映画『湯道』作品情報

タイトル 湯道
映画公開日 2023年2月23日
上映時間 2時間6分

主人公

物語の主人公はこの3人。

キャスト 役名
生田斗真(38) 三浦史朗
濱田岳(34) 三浦悟朗
橋本環奈(23) 秋山いづみ

監督

監督は鈴木雅之という人。

✔️マスカレード・ホテル

✔️マスカレード・ナイト

✔️HERO

✔️劇場版ラジエーションハウス

✔️GTO

これら数々のトレンド映画をつくってきた人。

ロケ地

映画『湯道』のロケ地は、京都府京都市「松竹撮影所」です。

Image

出典:塩谷 歩波Twitter

こんな感じのセットで、2021年11月上旬から12月下旬に撮影が行われました。

いつまで上映?

まず先に言っておくと、映画の上映期間は最初から決まっていません。

公開されてから、観客動員数や人気度をみられて決定されます。

ただ私の予想だと映画『湯道』の上映期間は

2023年2月23日〜4月中旬

くらいになるかと思います。

映画『湯道』あらすじ(ネタバレ)

三浦史朗(生田斗真)は東京の建築家。

前に務めていた会社から独立したあと、仕事が思うようにいっていません。

史朗は何を思いついたやら、実家が営む銭湯に帰ります。

2ヶ月前に親父が他界したため、実家の「まるきん温泉」は弟の悟朗(濱田岳)があとを継いでいました。

この辺では井戸水を沸かしただけの銭湯を、温泉と呼ぶ風習があります。

もちろんまるきん温泉も井戸水を使用しています。

【起】

Image 出典:映画『湯道』公式Twitter

史朗が実家に帰ると、いづみ(橋本環奈)と名乗る住み込みバイトが自分の部屋を占領していました。

悟朗は久しぶりに帰ってきた兄を軽蔑の目でみ、父の葬式に出席しなかったことに腹を立てています。

そのとき、いつも一番風呂に来て誰もいない浴場で歌を熱唱する良子(天童よしみ)の声が聞こえてきます。

「ケンカをやめて 二人をとめて〜♫」

タイミングの良すぎる歌声に、いづみは吹き出しそうになりました。

史朗が実家に帰ってきた目的は、まるきん温泉を潰してその跡地に自分が設計するマンションを建てることでした

そのことをいつ悟朗に話そうかタイミングを見計らう史朗は、少しでも弟の機嫌を取るため率先して銭湯の仕事を手伝うのでした。

【承】

Image
出典:映画『湯道』公式Twitter

まるきん温泉には「響桶」と呼ばれる独自の文化がありました。

食堂「寿々屋」を営む夫婦の瑛子(戸田恵子)大作(寺島進)が生み出した作法というか、女湯と男湯の駆け引きみたいなもの。

先にお風呂を上がる方が「もう出るけど?」と桶を2回 ”カーン カーン” と打って呼びかけます。

それに対して「こちらも上がる」ときは1回、「まだ出ない」ときは3回桶を打ち鳴らすのです。

お店の手伝いをするうちにいろんなことを知り、常連客と仲良くなっていく史朗。

また史郎は「今は亡き母と昔はよく番台に座って接客をしたな」としみじみ思い返してしまい、マンションの設計がなかなか進みません。

まるきん温泉の常連客の一人である横山正(小日向文世)は定年退職をしたあと、入浴の精神と様式を突き詰める「湯道」を極めることにしました。

梶斎秋(窪田正孝)は湯道を教える先生として、横山正を指導します。

良子はむかし幼い息子の竜太(クリス・ハート)を連れて、まるきん温泉によく通いました。

その帰り道、竜太と一緒に歌を歌って帰るのが良子の幸せでした。

しかし、竜太はいま刑務所に入っています。

大人になった竜太が、良子の元夫(実の父)に会いにいったときのこと。

父親が母・良子のことを悪く言い、竜太はカッとなって父をナイフで刺したのです。

竜太は出所後、その足でむかし母とよく行ったまるきん温泉へ向かいます。

良子はいつものように女湯一番風呂で湯船に浸かっていると、男湯の方から歌声が聞こえてきました。

上を向いて歩こう
涙がこぼれないように…

それは昔、竜太と帰り道によく歌っていた曲でした。

「竜太だ」と気づいた良子は急いで脱衣所へいきました。

【転】

Image
出典:映画『湯道』公式Twitter

史朗はついに悟朗に今回の計画を伝えます。

まるきん温泉を潰してその跡地にマンションを建てる、と。

兄弟はお風呂場で取っ組み合いのケンカになります。

しかし悟朗は、銭湯を売却してほしいと綴られた父の遺言を読んでおり、兄のプランが最適だと思い銭湯をたたもうと言い出します。

まるきん温泉を愛していたいづみは、史朗と悟朗の会話を聞き悔しくなり荷物をまとめて出ていきました。

今月いっぱいで銭湯をたたむと決めた史朗と悟朗は、最後くらいいづみを含めた3人で気持ちよく終わりたいといづみを探し始めます。

なんとかいづみを連れ戻してお店に戻ると、常連客のみんなが開店準備を手伝ってくれていました。

【結】

Image
出典:映画『湯道』公式Twitter

そして怒涛の一日を過ごした3人は、みんなでお風呂に入りました。

女湯の方から「どうするのー?まるきん続けますかぁ」といづみの声がし、桶が ”カーン カーン” と2回鳴り響きました。

温かい人々に囲まれたまるきん温泉をやめてしまっていいのか、という葛藤を史朗と悟朗は感じています。

そして史朗は桶を2つ持ち、1つを悟朗に手渡しました。

たしかまるきん温泉の響桶は、1回がイエス、3回がノーでした。

史朗と悟朗はうなずき合い、同時に桶を1回 ”カーン” と打ち鳴らしました。

映画『湯道』感想と考察(ネタバレ)

みなさんが思っている「湯道とは何ぞ?」という疑問を明らかにしますね。

湯道とは

「湯道」
出典:映画ナタリー

湯道とは、花道や茶道のような日本伝統文化の “入浴バージョン” みたいなものです。

私たちは日々、当たり前のようにお風呂に入りますよね。

しかし世界196ケ国のうち、水を安全に飲める国は9ケ国だけという事実を知っていますか?

飲める水を沸かしてそれに身体を浸けるという行為は、めちゃめちゃ贅沢なんです。

日本には温泉が数多く存在し、世界からみると「入浴」という生活文化は類稀。

そんな貴重な文化を世界に発信していこうよ、と湯に浸かるときの精神や様式を突き詰める「湯道」ができたわけです。

人生やめたくなったら湯に浸かれ

Image
出典:映画『湯道』公式Twitter

「人生やめたくなったら湯に浸かれ」

「今考えるな、いっぱい寝て朝に悩め」

私はしんどいと思ったとき、この言葉を肝に銘じます。

実際に今このブログを温泉帰りに綴っています。

毎日に追われ頑張って生きる私たちは、どこでリフレッシュしますか。

ショッピングで爆買いしたり、友達とカフェでマシンガントークしたり、映画観たり、小説読んだり。

ストレスの発散方法は人それぞれですが、「私はコレ!」といものを必ず1つ持っておきたい。

人は頑張りすぎていると「苦しみは美徳だ」と錯覚してしまい、偏った思想にがんじがらめにされます。

日常に「空白」を入れることが下手っぴな人は、
お湯に浸かってください

浴室というのは、考え事が次から次に浮かんでくる空間。

特にシャンプーしながら目をつむって湯に打たれているときは、雑念だらけです。

現代人がスマホを置き、服を脱ぎ捨て身一つになれるのはお風呂に入るときだけ。

人は入ってくる情報がゼロになると、何かをアウトプットしようとする生き物

今の世の中は膨大な情報に埋め尽くされており、私たちは毎日インプットしすぎて自分でもわけわからんようになっとるんです。

雑念をシャットアウトするには、100%アウトプットせざるおえない場所、温泉や銭湯に逃げ込めばいい。

生田斗真と橋本環奈のこんなシーン

「入浴料を払うときには疲れた顔をしていたお客さんが出るときにはみんなさっぱりとした顔になる」

と、番台に座った史朗(生田斗真)は気づくんです。

「人は裸になったらみんな同じで、流行りとか、肩書きだとか、そんな堅苦しいものじゃなくって、もっと気楽に自由でいいじゃん」

と、いづみ(橋本環奈)も言いました。

つまり二人とも、「疲れたときは温泉へGO」と言っています。

まとめ

以下の目次で映画『湯道』を徹底解説しました!

✅映画『湯道』のキャスト&監督

✅映画『湯道』のロケ地

✅映画『湯道』の上映期間

✅映画『湯道』のあらすじ(ネタバレ)

✅映画『湯道』の感想&考察(ネタバレ)

感動の涙でしっとりした後は、お笑いでほっこり整うような物語です。

映画公開は2023年2月23日(金)、ぜひ映画館に足を運んでみてください!

この記事が、大切な物語と出会うキッカケになると嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です